いくつかマスクを作っています。
なかなか材料も手に入らないので自分用としてですが、身近にあるものや再利用品で。

わたしのベスト1マスク、以前このブログに記事を載せたのでリンクかけておきます。



ざっくり言うとこんな感じ。
布マスクでプリーツが入ったもの。
薄手でポケットを付けて間に不織布やキッチンペーパーなどを挟む。
鼻のところには、形を固定できるもの(袋を縛る針金)を入れる。
耳ゴムは手に入らないので、Tシャツヤーンで長さ調整できる結び方。

その後もいくつか作ってみて、ちょっと気を付けないといけないこととか、これを使うと便利、と言うものがあるので、みなさんにシェア。

まずは、あると便利な洋裁用具。

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マスクつくり自体は、手縫いでもできるし、特に大げさな洋裁道具は必要ないと思いますが、わたしがいつも使っているものと、こんなのあると便利だよ、というもの写真に撮ってみました。
右から、

目打ち
リッパー
糸切りばさみ
洋裁ばさみ
ロータリーカッター
消せるボールペン
マスキングテープ
洋裁クリップ
洋裁用ボンド
下に敷いてある、カッターボード

目打ちは普通は角をだすときに使ったりするけれど、ミシンをかける時にも使える。
細かいところはミシン針ぎりぎりを抑えることがあるのだけれど、指が危なくないようにこれを代わりに使う。

リッパーは、縫うのを失敗したときに糸をほどく。これのお世話になることが多い。←ってことはいつも失敗してるってこと( ;∀;)

糸切りばさみ洋裁ばさみ、これはよく切れるものを。
切れ味が悪いとやる気がそがれます。糸切ばさみはネットで買った安いものだけれど、とてもキレ味が良くて、同じものを二つ注文したくらい。
大きな方は、もう30年以上使ってるヘンケルスのもの。買うときはちょっと高いかなと思ったけれど(って言っても私のことだから3千円から5千円くらいのものかな、忘れたけど)長く使えるならいい買い物。

ここからは、ちょっと特殊かな。
ロータリーカッターとカッターボードは、パッチワークや小物づくりをする人なら絶対あった方がいい!
カッターボードはわたしのはインチですが、方眼になっていて、90度を取るのも簡単だし寸法はこのボード上で計っちゃえばいいので直線のものならいちいち布に印をつけなくすむ。
ロータリーカッターは切った線がギザギザしないし、何枚かまとめて布を裁断できる。刃は常に新しいよく切れるものを。はさみと一緒で、切れ味がやっぱり一番大事。

消せるボールペン、これはホントはふつうの文房具。こすると消えるインクのペン。
ある日ふと「これ、こすると消えるということは摩擦熱なんだよね、だったらアイロンとかの熱でもいいのかな」と思いついて。
線が細いのでミリ単位の印付けに便利。(仕上げ後にアイロンがかけられない作りの時はヘアドライヤーの熱をあててもいいですよ。)

マスキングテープは日本の100均で買ったもの。仮止めするときなどに便利。
マステも古くなるとくっつきが悪くなったりくっつかなくなったりするので、もったいないと思わずにガンガン使います。

洋裁クリップはまち針代わりに。まち針って気づかずに落っことしたりすることがあって危険です。クリップならまだ安心。ざっくりとめる時にはとても便利。

洋裁用ボンド。これはなかなか優れもの。圧着させてボンドの化学反応でくっつくというもの。
布の細かいズレが気になるとき、クリップで止めてもまち針で止めてもだめってくらいズレに注意しないといけない箇所は、これで先にくっつけちゃう。縫ったところが少し硬くなるので使うところと物を選ぶけど、そんなに気にしないものならこれはすごく便利。

この洋裁用ボンド「裁ほう上手」、ボンドで有名なコニシ株式会社さんのものなんだけど、以前疑問があってメールで問い合わせをしたら、ものすごく迅速に的確なお答えを頂いたので、わたしの中ではとても信頼できる会社として評価しています。


そして、
マスクを作って、実際に使って、のフィードバック。


鼻のとこの針金、袋をとめる針金は注意です!

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下の白いのは、市販の紙マスクから取った再利用品。
こちらは、面全体で曲げられるようになっていて安全ですが、
金色の方は、袋をとめる用のもの。
こちらは、針金だけが飛び出すことがある。
マスクをぐにゃぐにゃ曲げて洗ってたら、ガーゼから針金が飛び出してきました。
洗い方が乱暴だからなんですが、それにしてもちょっと危ないですね。

次から作るときは、先を曲げておきましょう。

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それと、耳ゴムを通すところを改善。
あまり幅広になるとカッコ悪いかなと思って最初は細目にしたのだけれど(下の写真のストライプの方。洗濯したばかりだからくちゃくちゃです、後でアイロンかけます)、ここは紐も通るし一番分厚くなるところなので、乾きが悪い。
湿気ってる時間が長いのは細菌が繁殖しやすいかな、と思って。

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なので、最新作(下の水玉)はこの耳ゴムの通るところを少し広めにしました。

プリーツにミシンをかけて、洗ってもプリーツが取れない様にしようかなとも思いましたが、乾きの速さを優先してそれはなしで。アイロン仕上げするならピシッとしますしね。

とりあえず、今回の改善点は、

1針金の安全策として、先を折り返す。
2ゴム通し部分の幅を広くする。

の2点。



こういうこと書いてると、昔の職場を思い出すなー。
機械メーカーにいたので、TQC活動とかカイゼンとかヒヤリハット報告とか「なぜ」を繰り返す、とか、そういうの、癖になってるのかな。
工場勤務ではなかったので実際に使うことはあまりなかったけれど、そういう教育は受けてたのでいまだに何かと役に立つ。ありがたいことです。

さて、カイゼン後のマスクの使い勝手はどうでしょうか。

まだまだ楽しめます。



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以前わたしが買ったのはこれ。送料無料だったので。大容量の120gの2個セット。


そんなにいらない、って人はこちらのスティックタイプが便利かも。
カバンに入れておくとスカートの裾がほつれたときとか使えます。





洋裁クリップ、って本文中に書いたけど、仮止めクリップって言うんですね。
クローバーさんのもの。最初これを買ってすごく便利だったので、追加でアメリカのアマゾンで似たものを見つけて買いました。